社会人10年目の僕がスキーマ療法に人生を賭けてみた

慢性的な生きづらさを感じ人生に幸せを感じられない僕が変われるかどうかを見届けるブログ

カウンセリング【8日目】認知再構成法のスタート

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前回の宿題として7つのコラムシートを書いてくるように言われました。これまで書いてきた3つのコラムをさらに深掘りして、認知の再構成を目指すものです。『非機能的認知再構成法(DTR)』と呼ばれています。

以前にも7つのコラムは書いたことがあったのですが、久しぶりであったことと、少し設問の表現に違いがあったこともあり、書くのが難しく感じました。
先生は「書いてて何を書いたらいいか分からないところがあれば、そこは飛ばしてくれて構わないよ。今度来た時にいっしょに書いていこう。」と言ってくださっていたので、分からない部分は空欄のまま持っていきました。

今回、題材として書いた出来事は、僕と同じチームの人がメンタルヘルスを理由に休職してしまったときのことです。
チームのリーダが「Rさんはしばらく休むことになった。休職になるかもしれない。」と朝のミーティングで僕たちメンバーに告げました。僕は自分が休職の経験もあったためとても心配な気持ちになったのですが、メンバーの一人が「もう来ないっしょwww」と笑いながら言ったのです。僕はそれをとても恐ろしく、悲しく感じました。そして少しの怒りを覚えました。

そのときの僕の自動思考は以下の3つです。

  • 体調を崩している人を心配するどころか笑えるなんてどうかしてる
  • 僕もまた休職するようなことになったら同じように笑われるんだろうな
  • 自分だって病気で休んだことがあるのに自分のことは棚に上げている

先生は「1つ目と3つ目の自動思考はごく自然なものだ。ただ、2つ目が気になる。ここでまたスキーマが出てきているようだね。」と言いました。
チームのメンバーとは言えど他人が笑われているという状況で、僕はそれに自分を重ね(同一化)「僕も同じような状況になったら同じように笑われる」と感じたのです。
その根底には、「僕はまだ仕事も半人前で情けない」だとか「僕は人に好かれない」というスキーマがあります。

僕のスキーマは、子どもの頃にいくら頑張っても親に褒めてもらえなかったことが原因で形成されている ということは、これまでのカウンセリングで明らかになっています。
そのため、人前で必要以上に頑張ったり、明るく振舞おうとしたりする「スキーマの過剰補償」が生じ、いずれはそれに疲れてしまい、自分は人から好かれないだとか、情けないだとか思うようになり「スキーマへの服従」の状態となり、結果的に「スキーマの回避」が発生することで、休むことになったり逃げることになったりしてしまうのです。

認知再構成法でどこまで改善されるかは分かりませんが、7つのコラムの書き方も改めて先生に教えてもらったので、次回までに書き直したものを持って行こうと思います。