社会人10年目の僕がスキーマ療法に人生を賭けてみた

慢性的な生きづらさを感じ人生に幸せを感じられない僕が変われるかどうかを見届けるブログ

会社面談【1回目】

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休職から約1年半
体調を崩す日もなく、気分の落ち込みが酷い日もなくなりました。
そろそろ復職について考えるタイミングです。

僕の場合は、慢性的な生きづらさがあることから『スキーマ療法』に挑戦しているところですが、そちらはそちらで並行しながら、復職については考えていく必要があります。
そのための第一歩が会社面談だと僕は思っています。

 

約束時間の10分前
職場のビルの1階に着きました。
休職後初めて訪れることもあり、景色は懐かしく、そして休職中という身ではとても居心地の悪い場所でした。
知ってる人に会ったらどうしよう。僕のことを嫌ってるあの人に会ったらどうしよう。そんなことばかり考えてしまい、落ち着きませんでした。

約束時間の3分前、上司の携帯に電話をかけました。
「今、ビルの1階に着きました。どちらに向かえばよろしいでしょうか?」

休職前、よく先輩と二人で集中して仕事をやるときに篭っていた打合せスペースに案内されました。

「今日はお忙しいところお時間取っていただきありがとうございます」
僕から、今の体調や生活リズム、カウンセリングに通い始めたことなど一通りの近況報告をしました。
上司からは、今の会社の状況と復職後にやる仕事について説明がありました。

「復職するまでにこのソフトの使い方を習得しておいてほしい」と、上司からあるパソコン用のソフトウェアを紹介されました。
見たことがないものでした。
「習得というと、どの程度まで習得すればよいでしょうか?軽く触れる程度とか、人に教えられる程度とか・・・」
「プロフェッショナルになることを期待している。」
僕はそう言われ、ぞっとしました。
「きっと「無理のない程度でいいよ」だとか「できる範囲で構わないよ」と返ってくるだろう」と思っていたからです。
それがまさかの“プロフェッショナル”です。

いろんな気持ちが出てきました。
「プロフェッショナルの定義って何だろう?」
「休職期間中なのにそこまで求めるのか・・・」
「今日初めて聞いたソフトのプロフェッショナルに復職までになれているのだろうか?」
「もしかして冗談で言ってるのかも・・・」

今の上司は僕が休職後に赴任されたため、会うのは今日で3回目です。
正直、人柄もほとんど分かっていませんし、どういう風に接していいかも分かりません。
どういう意図で「プロフェッショナルになってほしい」と言ったのか・・・
まさか本気で言っているのか・・・

とにかく、復職に向けた1回目の会社面談は、不安が増しただけで終わりました。